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内子町の町並み(その3)木蝋資料館 上芳我邸

木蝋資料館 上芳我邸(上芳我家住宅は重要文化財)をご紹介します。
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ここは木蝋を生産していたところで、館内では当時の木蝋作りの道具を展示してあったり、実際の製作過程を再現したVTRを放映したりしています。内子町では3箇所の有料資料館がありますが、個人的にはここが一番良かったです。
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木蝋のこと(看板より)
「蝋は、櫨(はぜ)(ウルシ科)の実を蒸してこれを圧搾し、搾り出された脂である。
蝋絞りは、江戸中期より行われていたが、当時は漂白のすべがなく、本芳我家の祖先芳我弥三右衛門氏は、十数年の努力の末、文久年間に入って蝋を晒す技術を開発し良質な白蝋(漂白した木蝋)が生産されはじめた。維新の後、文明開化の世になると、白蝋の用途は急激に広がり、とくに明治十二・三年頃は最盛期であり国内は言うに及ばず中期以降は、海外にまでこの販路を広めた。この間には世界の博覧会に出品し入賞するなど、品質生産規模ともに日本有数の産地であった。
内子町には、本芳我、上芳我を筆頭に二十数軒の蝋屋があり、その財力は町の経済文化の主流をなした。電灯の普及や石油製品が進出し始めた大正時代以降は、蝋の需要も減りさらには内陸部での悪条件が重なり、蝋屋は製糸業などへ転換し、今日では内子町にこれをみることはできなくなった。」
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by natchan72 | 2008-05-03 11:34 | 2008年GW四国一周の旅