■高知県 蘇鶴温泉
(高知県吾川郡いの町大内)
今夜のお風呂は高知県で最も古いと言われる蘇鶴温泉にて入浴させていただくことにしました。カーナビに登録があったので迷うことはなく到着しましたが、直前の小さな橋を渡るあたりには「地盤が弱いので静かに走ってください。家が揺れます」の看板が。山の中ではないので運転も問題ありませんが、やはり四国の道だけに近くは若干狭いところもありました。
玄関を入ると下足入れがあり、左の方へ進むと食堂の調理場を兼ねたカウンターの中に女性がいらっしゃって、そちらで料金を払いました。怪我をした鶴がこの温泉で蘇ったという由来により「蘇鶴温泉」という名前なのだとか。脱衣所脇に鶴の置物(オブジェ)がありました。
洗い場のカランは熱湯と水が別々に出るボタン式のもので、シャワーの設備はありませんでした。シャンプーなどの備え付けもなかったので洗髪はせず。
大きい方の浴槽は鉱泉を沸かしたもので、小さいほうの浴槽は冷たいままの源泉でした。交互に入るとさらに温泉の効果が上がるとか。
一般の脱衣所以外に常連さん用なのか、もう一部屋休憩する部屋のようなものがあるようで、もう一部屋の方から常連さんらしい話し声が聞こえていました。
たまたまどなたも入浴していらっしゃらない僅かな時間帯に訪れたために写真を撮る事ができましたが、後からはどんどん常連さんと思われるお客さんが訪れていました。
泉質:メタホウ酸の項で温泉法の温泉に適合する。
泉温:19.1度C
蒸発残留物:0.490g/Kg
pH値:7.56