3 ◎ 群馬県 四万温泉 積善館 (山荘宿泊)
日帰り入浴は本館の「元禄の湯」のみですが、お湯と雰囲気は、ここが一番いいです。(日帰り入浴は1000円だったと思います)。
「元禄の湯」以外は宿泊者専用だそうです。本館には、もうひとつ、混浴(脱衣所は男女別)の「岩風呂」があります。山荘には「山荘の湯」という家族風呂が2つあり、どちらも空いていれば自由に鍵をかけて利用できます。佳松亭にあるのは「杜の湯」という名前で、ここだけ露天風呂が併設されています。
積善館は源泉を4本所有していて、館内全部のお風呂を全て掛け流しにしてもまだ余る湯量だそうで、余ったお湯は入浴施設や他の旅館に分けているとのことでした。
今回私たちは「山荘」に宿泊しました。文化財でもある建物は古いものの、清掃は行き届いており、布団も清潔でした。(部屋のトイレは洋式でした)。渓流沿いの温泉宿では、日帰り入浴でさえもクシャミが出るほどのアレルギー鼻を持つ私ですが、今回は布団が敷いてあるときでも一切クシャミは出ませんでした。
チェックイン14時よりも早く到着してしまいました。ラウンジで待っていてもよいとのことでしたが、昼食がまだだったので、近くの食事処を教えてもらい、車と荷物を預けて徒歩で出かけることに。昼食が済んでから戻ると14時を過ぎていい感じの時間。宿帳記載はラウンジで。おしぼりと梅ジュースが出てきました。館内の説明と朝食時間を聞き、宿帳に記載。今後のDM可否も聞かれました。
荷物はホテルのように、台車に載せて運んでくれます。お着き菓子は「積」と「善」の落雁。落雁は好みではない私ですが、ここのは美味しかったです。きゃらぶきのおつまみは、お風呂上りに生ビールを注文したときにちょうどいいつまみになりました。
夫用の浴衣は特大を後ほど持ってきてくれましたが、横幅が大きな夫は、特大浴衣だと丈が長すぎたみたいです。お気持ちだけ在り難く頂戴しました。小タオル、ハブラシ、髭剃り、シャワーキャップは部屋に備え付け。レンタルバスタオルも部屋にありました。浴衣とバスタオルは夕食後に新しいものを持ってきてくれました。ポットは電気式で、夜は湯を足してくれました。冷水ポットもありました。枕はそば殻と羽根枕を選択できます。蕎麦アレルギーの人への配慮だそうです。
食事は夕食は部屋で、朝食はラウンジで。料理は京料理の修行をした料理人さんが作られる月替わりの懐石料理です。どれも美味しく、品数は多いものの、2品ぐらいずつゆっくり出てくるからか、多すぎるという感じでもなく、最後まで美味しく戴きました。デザートにまで手抜きが一切ない素晴らしい料理でした。(テーブルの柄が派手だったので、写真写りがよくないのが残念ではありますが・・。)
夕食が豪華でも朝食はそれほどでも、という宿も多いなかで、ここは朝食も素晴らしいものでした。アジの一夜干しも美味しかったです。梅入りのお粥と普通の白御飯が用意されており、朝から胃袋絶好調な私たちは、両方戴いちゃいました。
ボーナス記念旅行とはいえ、ビールやお酒などの飲み物も含めて2人で35,000円近くかかりましたので、決して我が家的にはお安くないのですが、温泉以外に料理も感激の美味しさでしたので、満足のいく宿泊となりました。
※食事は別にアップさせていただきます。↓こちらでご覧ください。
夕食↓
http://natsuhome.exblog.jp/4117383/
朝食↓
http://natsuhome.exblog.jp/4117433
(2006年23湯目)
佳松亭の玄関前の駐車場に車を停めて館内に入ります。↓
本館です↓
チェックインの宿帳記載時、ラウンジで供された梅ジュース↓
泊まった山荘のお部屋↓
貸しバスタオルもありました↓
お着き菓子です↓
こんな廊下を通って本館へ↓
道しるべもあります↓
「元禄の湯」の入り口↓
戸を開けるとデデーンと広がるこの浴室↓
湯舟から戸方向を見たところ↓
上がり湯↓
蒸し湯↓
湯口の析出物がいいですね↓
元禄の湯横の飲泉所↓
本館の「岩風呂」↓
山荘の家族湯↓
佳松亭の「杜の湯」。奥に露天風呂があります。
佳松亭玄関横の飲泉所