■佐賀県 鳥栖駅 中央軒
http://tabelog.com/saga/A4101/A410103/41000240/
JRの鳥栖駅の自動改札横にある駅そば屋さんです。改札内に入らずに一般利用できる場所にあります。
クッキングパパで小倉のかしわうどんを紹介したエピソードのところで、地図だけ鳥栖駅の中央軒も紹介されていたのを同行者が覚えていて立ち寄ってみることに。
駅にある店ですが、私達は車での訪問です。(それにしても鳥栖JCTはカーナビがあってもややこしかった)。駐車場は駅前にありました。
お店は角にあり、駅弁のテイクアウトを売る窓口が左側に、右側のドアを開けて入ったところが駅そば屋という作りになっていました。店内は左右に低い位置の丸椅子がありましたが、かなり狭いです。左右とも椅子は3個ずつぐらいだったかな。
2名で訪問し、「かしわうどん」(320円)と季節限定「あすぱら天」(420円)を注文。小さな店なので券売機ではありません。
「かしわうどん」というのは、鶏肉のほぐし身を甘しょっぱく煮込んだものがトッピングされたものでした。こちらのお店はどの商品にもこの「かしわ煮」が入るのだそう。もし鶏肉が苦手であれば、注文時に申告すれば抜いてくれるそうです。うどんの麺は駅そばクオリティなのでそんなに感動的でもないのですが、かしわうどんというのが珍しく思ったので、食べることができて嬉しかったです。
「あすぱら天」は「かしわうどん」に、薄切りしたアスパラをかき揚げにしたものがトッピングされていました。このアスパラは、地元産の採れたて新鮮アスパラだそうで、タイムリーな時期の訪問ができて良かったです。
どちらも青ネギの小口切りが添えられていました。余談ですが、今は関東に住む元関西人としては、西日本で当たり前のように添えられる青ネギの小口切りがとても懐かしくて嬉しいもの。関東では青い葱というと、万能ねぎや浅ツキぐらい細くなってしまうので。
他には、えび天(420円)、丸天(420円)(福岡だけでなく、佐賀の鳥栖にも丸天あるのですね!)、ごぼう天(420円)、月見(390円)のそれぞれ うどん・そばがありました。
訪問時、さほど乗降客の多い駅ではなかったですが、1時過ぎではありましたが、お客さんはそれなりに切れることなくぽつりぽつりと来ては去りと、人気のほどが伺えました。
今回の旅行では、九州新幹線の新鳥栖駅には行かなかったのですが、今度また佐賀を訪れる機会があれば、新鳥栖駅の建物も見てみたいですし、中央軒さんの新鳥栖店にも寄ってみたいな~と思います。
素朴な味の郷土料理みたいな「かしわうどん」、ご馳走様でした~。