なっちゃんのダイニング

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群馬県 板鼻館

■群馬県 板鼻館
http://r.tabelog.com/gunma/A1005/A100503/10002529/

以前テレビ番組で紹介されていたのを見て一目ぼれしたお店です。群馬は藤岡周辺だと、長野から上信越道で戻る途中などでも寄り易いのですが、高崎・前橋となるとそこを目指さないとなかなか行けなくて。思ったより遅めの訪問になりましたが、やっと念願かなって訪問できました。

先行レビュアーさんの「駐車場台数は数多く確保されている」との有難い情報を読み、安心して車で行きました。駐車場は店の角から路地へ入った左側にありました。和菓子屋さんの隣は違うそうなので、お間違いのないように、とのことでした。
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店内が禁煙らしく、店の入口に灰皿が備えつけてありました。立って並んでいる人はいなかったのですが、椅子に座ってタバコを吸っている人がいらしたので、お待ちの方かな?と思ったら「中、入れると思いますよ」ってご親切に声をかけてくださいました。群馬って親しみやすい雰囲気の方が多くて好きです♪表にウエイティング用のノートがありますが、外に並んでいないときは一旦覗いて見て、「あ~、今満席なので、外のノートにお名前書いてお待ちいただけますか~?」とお店の人に言われてから書くのがいいかもです。
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店内は昔ながらの食堂という感じ。席は、カウンター2席、4人がけテーブル×4卓、小上がり(4人)×3卓ぐらいな席です。私が訪問していた時間に限って言えば、相席にはしないみたいです。すっごくレトロなテレビが現役で映っており、その光景からしばらく目が離せないぐらいでした。レトロな生活道具の収集(もしくは先祖代々のものを大切に使っているだけ?)がお好きなのか、テレビだけでなく、扇風機やランプなどが店内に、店の外にはポンプのようなものも置いてありました。
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テレビに出てからの大忙し期間は「タルタルかつ丼」と「かつ丼」の2つメニューで営業されていたと先行レビュアーさんのレビューで拝見しており、その覚悟で行きましたが、なんと色々なメニューが復活していました♪となると、ちょっと気になる他のメニュー。当日書いてあったメニューは以下のものでした。

カツ丼(800円)
タルタルカツ丼(900円)

タルタルソーストッピング ツナ・コーン・カニ缶(各100円)

らーめん(700円)
ちゃーしゅーめん(800円)
らーめんとミニカツ丼(1,100円)

昭和のカレー(600円)
昔のオムライス(700円)

大盛りは100円増し

この中から、私たちは、
「タルタルカツ丼」(900円)
「ラーメンとミニかつ丼」(1,100円)
を注文しました。

「タルタルカツ丼」用として、小さなすり鉢にタルタルソース、その上にスライスされた茹玉子(たぶん1個分)が綺麗にのせられたものが運ばれています。それを木のヘラで掻き混ぜて待ちます。タルタルソースはキューピーの市販のタルタルソースに似たタイプの味に感じました。
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しばらくして「タルタルカツ丼」登場♪ タレに漬かって黒っぽくなったカツが3枚、丼飯の上にのっています。福井県名物のソースかつ丼に見た目が似ていますが、こちらのものはソースではなく、群馬県西毛地区によくある甘辛醤油味のタレに漬かったものだそうです。この甘辛醤油ダレって、群馬県西毛地区というより、新潟のタレカツのものだと思っていた。
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カツは衣の細かさは中くらい、福井のソースカツ丼に比べると、カラリとしていなくて、しっとりした食感。大きさは丼からはみ出ることなく、大人しく収まっているというところ。カツの上に先ほど混ぜ混ぜしたタルタルソースをかけ、カツとタルタルと玉ねぎとご飯を一度に大口開けて口へ。めっちゃ美味しい~。カツとタルタルソースって想像つかなかったけど、いけますね~。このアイデアに座布団一枚な気分です♪ご飯とカツの間には煮詰められて柔らかくなった玉ねぎのスライスが敷いてあり、これが今の季節の新玉ねぎだったからか、調理法なのかわかりませんが、とても甘くて美味しかったです。ただ、ご飯がちょっと私の好みからすると柔らかかったかな。
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それと、お味噌汁(具はワカメと葱少々で味噌は白味噌でした)、漬物(からし菜っぽいものと、小さな沢庵みたいなの)が付いていました。
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さて、「ラーメンとミニかつ丼」ですが、これはシンプルな醤油ラーメンと、カツが1枚のカツ丼のセットでした。ラーメンにはメンマ、葱少々、鳴門1枚、そして、バラ肉っぽいチャーシューと脂少な目チャーシューが各1枚のっていました。ラーメンスープは見事に濃い醤油色。でもそんなに塩辛くはないのし、油っぽくもないので、最後まで飲み干せました。スープの飲後感に苦味を感じたので、煮干系のダシなのかもしれません。麺は普通の中華麺というか、少々パサつきのあるごく普通のもので、大好きなものではなかったかな。
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「ミニカツ丼」は、一口食べてみたら、ちょっと物足りない感があったので、「タルタルカツ丼」にたっぷりついてきたタルタルソースをかけて、これもタルタルカツ丼にして食べました。
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結論:やっぱり「タルタルカツ丼」がここでは一番かな!でも他のものも悪くなかったし、食堂らしい雰囲気も好きだった。この甘辛醤油ダレカツ丼が群馬県西毛地区共通のものと知ったので、今度はこちら以外でも甘辛醤油ダレカツ丼を食べてみたいような気がしました。ともあれご馳走様でした。楽しい食事時間を過ごせました♪

(2010/5/23)
by natchan72 | 2010-10-03 11:39 | 10年5月伊香保旅