■吾妻寿司 岡山駅さんすて店
http://tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33001111/
岡山駅から直結のビルに「岡山駅さんすて」(
http://okayamaeki-sc.jp/ )というファッション、レストラン・カフェ、お弁当・お惣菜等、お土産が揃うショッピング街の一角にあるカウンターのお寿司屋さん兼、テイクアウトお寿司のお店です。
岡山駅を後にする日、後楽園を観光した帰り、在来線で神戸方面へ向かう前に、カウンターの席でお寿司をいただきました。席の後ろ側では女性スタッフがお茶や腕物を運んだりし、握りはカウンター内の職人さんが受け持つという一般的なお寿司屋さんスタイルですが、駅ビルの店ですし、観光客が多い立地ということもあり、手軽に利用することができる感じでした。
分けるのは面倒なので、以下をすべて2つずつ注文しました。メニューの値段は全てきっちり表示されていて安心感がありました。
まずは岡山のご当地グルメでもある「岡山ばらずし」(1,600円)を。こちらのwebの解説によると(
http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/cuisine/cuisine5_2.html )
『江戸時代、備前岡山の大名であった池田光政は、家来や国の人々にぜいたくをしないようにと、「食事は一汁一菜(いちじゅういっさい)とする」というお触れを出しました。そこで、祭りの日など特別な日にごちそうを食べたい人々は、魚や野菜を目立たないようにすし飯にまぜ、見た目は一汁一菜ですが、中にはたくさんの具が入ったごちそうである「ばらずし」を考えました。』というのが始まりという説があるそうです。
こちらの「岡山ばらずし」は、円形の器に寿司めし、その上に、味付け椎茸、さわら、アナゴ、タコ、海老、ままかり、レンコン、山菜、いんげん、紅しょうが、錦糸玉子などがのっていてとても豪華。味もとっても良かったです。お味噌汁もついていました。
その他に単品で「黄ニラ握り」(240円)と
「ままかり握り」(280円)を。どちらも大満足の美味しさです。
こちらのお店、お寿司だけでなく、ガリが辛口で美味しかったです。
訪問時のメニューですが、他には、さわら押し寿司(1,300円)、さわら丼(1,300円)、岡山地物入り握り(2,900円)、しゃこ酢(1,360円)、たこ酢(920円)、さわらのタタキ(970円)など、また、お酒は地ビール・独歩、日本酒は牛窓の千寿、鴨方の喜平、将軍からくちなどもありました。
金沢へ行った時にやはり駅にある「まいもん寿司」でお寿司を頂いたことがありましたし、お財布と相談しつつも、少しは地物魚のお寿司も楽しみたいという私のような者にとっては、このようなスタイルの駅近お寿司屋さんは大変有難い存在なのでした。