なっちゃんのダイニング

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吟の小判

■夕食 吟の小判
http://r.tabelog.com/ishikawa/A1701/A170101/17000539/

ホテル日航金沢のロビーフロアからつながっている隣のビル地下にある小規模な飲食店フロアにあるお店です。ホテル日航金沢に宿泊した夜に2名で利用しました。

この店については予備知識は全くなかったのですが、店頭に表示された加賀野菜を使ったメニューに惹かれたのと、見ていると、どんどんお客さんが入っていく様子に、地元でも人気のお店なのかもしれないと想像して入ってみることにしたのでした。
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ビルの中の店舗とはいえ、小道を通って奥へ行く両サイドに半個室の席があるような凝った作りでした。私たちは結構奥の部屋へと案内されました。この半個室は、10人ぐらいは座れそうな広めの席と、4人用ぐらいの席、そして私たちが使わせてもらったのは6人ぐらい座れそうな席でした。いずれも堀こたつ式の席だったように思います。

テーブルは本物の木を切り出したもので、ぶつかるとちょっと痛いので実用的ではないけれど、凝っているなあとは思いました。お客さんはカップルも社用宴会もと色々でした。

「生ビール」(588円)×2で乾杯し、途中で「天狗舞 しぼりたて原酒」(1合880円)と「手取川 あらしばり」(1合924円)を飲みつつ、以下のものを食べました。この日の「お通し」は、螢烏賊を煮たものでした。螢烏賊を注文しようか迷ったので、お通しで食べられて嬉しかったです。
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「せんなのおひたし」(380円)
→せんなとは、わさび菜のことだそうです。ピリリと辛くてすごく美味しい!食欲が増進される感じでした。
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「金時草のおひたし」(380円)
→結構濃い色のお浸しでした。初めて加賀野菜が食べられて嬉しい!
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「加賀太胡瓜のもろきゅう」(480円)
→瓜みたいな大きさで、中の種部分を取り除いてありました。もろみとマヨネーズがそえてありました。
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「小坂蓮根と甘海老真丈のはさみ揚げ」(680円)
→蓮根はそんなに一般的なものとの違いがわかりませんでしたが、はさみ揚げとしては食感もよく満足でした。
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「がんど刺身」(780円)と「鯵刺身」(780円)
→厚めに切られていて豪快な感じでしたが、わさびの下ろし方が悪くて、辛味がなくて残念でした。
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「五郎島金時の天ぷら」(580円)
→色的に寂しくなりがちなところを、パプリカを添えてあって、盛り付けにも工夫があると思いました。五郎島金時という名前のサツマイモがこのあたりの名産だそうで、甘くてすごく美味しかったです。
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「シロコロ炒め」(580円)
→何で旅行先でさえこのようなメニューを頼みたくなるのか私には理解不能でしたが、夫が注文していました。ニンニクの芽と一緒に炒めてあり、トップには針唐辛子があしらわれていました。味はこてっちゃん味みたいな感じでした。
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「へしこ茶漬け」(609円)
→〆の炭水化物にと1つ注文しました。「へしこ」も北陸の名産で、かなり塩辛いのですが、味がじつにいい。少量のへしこを、お茶漬けで食べるのは最高でした。
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お会計は合計9,240円(1人あたり4,620円)。お酒とお刺身が若干高めのような気がしましたが、どれも味もよく、観光客の私たちでも大満足できるような地元特産素材を使ったメニューが豊富でとてもよかったです。ご馳走様でした。
by natchan72 | 2011-05-02 19:30 | 11年GW北陸旅