・(宿泊)新潟県 岩室温泉 高志の宿 高島屋(夕食編)
夕食は部屋にて。テーブル拭き、その後のお湯呑み入れ替えがありました。
食前酒:天神山 本醸造 ミニグラス
→岩室あたりのお酒だそうです。後に「清泉 特別純米」(1,051円)を注文。そちらの方が好みでした。
前菜:季節の彩り三種盛り
(上)大豆とゼンマイの辛味和え
(左)鯛の煮こごり
(右)サーモン二色巻き
(下)蟹豆腐
→どれも手の込んだもので、盛り付けや器も上品で気分が盛り上がりました。
御椀:清汁仕立て
→「はぎしんじょ」というものだそうです。出汁は薄味で一切余計なものが入っていない最高の味。仕上がりの味が想像できて、引き算の出汁取りをされているのだろうと感心しきり。
お造り:佐渡前、鮮魚いろいろ
→この日は、鰤、鯛、南蛮海老でした。どれも身がぽってりしていて美味でした。
焼物:佐渡前、季節厳選焼き魚
→「蟹のもとみそ焼き」というものだそうです。生の蟹の身をほぐしてまとめたものだそうで、もとみその味も、蟹の味もかなり良かったです。
別注文:烏賊素麺
→いくら添えてあり、これも盛り付けが綺麗です。佐渡の烏賊だそうです。素麺つゆにつけて食べました。
煮物:のっぺ汁
→新潟名物の「のっぺ汁」を初めて食べられて大変嬉しかったです。色鮮やかで見た目も綺麗。冷たい汁もあるそうですが、こちらのは温かいものでした。
油物:カニ湯葉巻揚げ、伏見唐辛子
→天ぷらもありきたりなものでなく、蟹の身たっぷりの湯葉揚げ、添えの野菜も伏見唐辛子とは嬉しい。
お食事:岩室産こしひかり(新米)、香の物・からし巻、味噌汁
→新潟で泊まるとなるとご飯も期待大です。味噌汁はふのりと豆腐入り。ご飯のお供には「きりあい」というふりかけがつきました。大根の味噌漬けと柚子と白胡麻を和えたものだそうで、美味しい!この地域のものだそうで、隣町では作られないものだそう。ご飯が進みました。「からし巻」というのは、干し大根の中に辛子が巻いてあるその名の通りのもの。熊本の辛子レンコンを思い出させるような辛さがありました。これも珍しい。
水菓子:
ご近所にある「岩室・レガーロ」というお店のミルクジェラートだそう。これはシンプルにこれだけでしたので、女性としては若干物足りない感もありましたが。ちょっとフルーツの小さく切ったものでもあしらわれていれば・・と。まあ満腹でしたからこれでもいいのかな。
(2010/11/20 18:00)