■カフェレストラン「サウスロード」
六甲山ホテルの公式HPを見ていたら、こちらのオリジナルアップルパイは、標高の高いところで作るので、パイ生地がよく膨らみ、高さが出るのだと書いてあり、是非食べてみたいと思いました。
http://www.hankyu-hotel.com/cgi-bin2/cms2/freepage.cgi?hid=27rokkosanh&code=O6OR4UGZCh
(引用ここから)昭和37年(1962年)より販売を始めた六甲山ホテル自家製アップルパイ。手作業で折り込み、500以上の層になるパイ生地は、平地と比べて気圧が低い山上で作るため、より高く膨らみます。標高768mの高地で焼き上げる、伝統の自家製アップルパイをぜひご賞味ください。(引用ここまで)
「サウスロード」さんは本館・休館がある場所から南側に道路を渡ったところにあるので行くのがちょっと面倒ですが、せっかくなので渡って行ってみました。
店内の雰囲気ですが、ホテルといっても山の上にある施設ですし、歴史もあるので、今流行のカフェっぽい作りではありません。ドライブインというと言いすぎかなあ。ごく普通のそんなにシャレた空間ではない感じです。山の隙間から六甲アイランド方面の景色は見えました。
六甲山ホテルは2009年に旧館が80周年を迎え、本館をリニューアルされたとのことで、その記念のキャンペーン価格で、アップルパイセット(紅茶を選択)が653円(ロッコーサン)でありました。私はそれを注文。(いつまでそのキャンペーンをしているかは確認しませんでしたが、653円セットにつくアイスクリームが、もう少し凝ったデザートに代わったものがあるようでした。)
夫は「栗とりんごのタルト」(+コーヒーで850円)を注文しました。
アップルパイは「これからオーブンに入れるので10分以上かかりますがよろしいですか?」とのこと。いつも注文後にオーブン入れするのか、たまたま焼きあがったものがなかったのかわかりませんが、ちょっとラッキーな気分です。
アップルパイよりも先に紅茶登場。シンプルなカップに注がれた状態で供され、ポットサービスはありませんでした。砂糖はスティックシュガー。このあたりもホテルっぽくないので予め心積もりを。(笑)
さて、お待ちかねのアップルパイ登場。生地は期待通りの膨らみ方です。ホールが小さめなようで、1/4ぐらいのサイズで供されました。生地の香りがいいです。クンクンしちゃいました。アップルの方は、洋酒やシナモンはそれほど利いていない感じに思ったのですが、私はアルコールが大丈夫な人なのでそう思ったかも。あっさりしたリンプルなアップルパイという印象かな~。
「栗とりんごのタルト」(も甘さは強くなくて美味しく思いました。栗も固形のものが入っていましたし。
お店の人は男性も女性もカジュアルな感じ。やっぱりホテルのティールームというより、食堂というかドライブインというか。いえ、全然堅苦しくなくていいんですよ。私は気になりませんでした。家族連れ、夫婦、友人同士で気軽に利用するのにとてもいいと思いました。
サービス料も不要で気軽です。ご馳走様でした。
(2009/12/29)