なっちゃんのダイニング

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メゾン・ド・プルミエの惣菜 他 10/3(土)の食卓

■朝食

ウィンナー
キャベツと厚揚げの味噌炒め
麦入りご飯
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■昼食 <外食>パリの食堂(朝霞台)

この近くの病院に来た帰り、車は病院の契約有料駐車場(一般利用も可能なコインパーキング)に入れたまま、通りがかりに見つけていたこちらの店で昼食を食べることにしました。マンションの1F店舗部分というような立地です。
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座席は左の壁際にベンチシートがあり、それに沿って2人用と4人用の席があり。真ん中と右の壁際には2人用の席がある、というような配置です。先客は1人が1組、2人が2組でした。私たちは2名だったので真ん中の2名用の小さなテーブルを指定されました。バッグを置くスペースもない非常に落ち着きのない場所です。

テーブルはビニールクロスのテーブルセンター。シェフは白衣でしたが、奥さんっぽ
い人とアルバイトっぽいホールの女性はグレーのTシャツにエプロンというラフな服装でした。

ランチメニューは3種類ほどのセットがあるようですが、パンが食べたいと思って入った店にも関わらず、セットはライスなのだとか。ひとつだけ、ステーキランチというのが普段はあるそうですが、それが当日はないとか。代わりに「骨付子羊の香草焼き」セットがあり、それならご飯ではなくガーリックトーストが1枚付くということで、それを注文しました。1人前1,380円です。

どうしてもご飯が食べたくない場合は、パスタメニューもあるとのことでしたが、「パリの食堂」というネーミングを見て、フレンチが食べたく思って入った店でパスタを食べる気がしなくて。(パスタが食べたいなら、車で行ける距離的な近所にジョリーパスタやサイゼリアがありますから最初からそちらを選んでいました。)

壁の黒板にはアラカルトメニューが掲示してあったので、ランチタイムもアラカルトメニューを注文するのが可能かどうか尋ねてみました。ホールは主にアルバイトさんっぽいお若い女性。シェフに尋ねに行って戻ってきてと伝書鳩状態。
ホール:「ちょっとお時間がかかります。」
私たち:「どれぐらいですか?」
ホール:「どれぐらいか時間はわからないそうです。」
私たち:「1~2時間ですか?」
ホール:「そんなにはかからないと思います。」
ランチタイムにアラカルトを頼んで欲しくないなら、黒板を下げておくなり、「アラカルトはディナータイムのみ承ります」なり書いておけばいいのに。

そんなやり取りを経て注文してみたのは「魚のエスカベッシュ」(880円)。もしかしたら、私たちが「お腹がすいているから早く作れ」という意味で質問したと勘違いされていたのか、注文後、すごい短時間で出てきてびっくり。そうじゃなくて、アラカルトをランチタイムでも注文できるのか、ディナータイムのみなのか、それを聞きたかっただけなのに。なんだか悲しくなりました。

エスカベッシュはマリネのように思っていましたが、酢漬けというよりオイル漬けのような味。魚は鱒でしょうか。魚自体の美味しさを私は感じられません。見た目重視の方針なのか、皿には見えるように岩塩の粒が散らしてあります。でも、その大きさの岩塩が口に入ったら料理の味付けを数倍上回る塩だけの味が口に広がってしまわないでしょうか?と慎重に塩をよけながら食べました。
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次に出たのはランチセットの「サラダ」。大きいです。具は、玉ねぎ、マッシュルーム、パセリと盛り沢山ですが、このドレッシングがまたオイリーで全く口に合いません。フレンチドレッシングは結構好きですが、ここのよりも私はマコーミックの瓶入り市販ドレッシングの方が好きだな。ドレッシングが口に合わないことって珍しいので不思議でした。
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次はランチセットの「きのこのスープ」。ベーコン、しめじ、椎茸の具ですが、とにかくしょっぱい!スプーンも大きくて食べづらい。カップスープ用の小さなスプーンで十分なのに。
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メインの骨付き子羊は肉が小さくてビックリ。そして、肉がパサついていて味が全く美味しくない。せっかくの香草風味は一緒に食べるガーリックトーストのガーリックの強さでかき消され・・。
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別料金のデザート「アップルパイ(ハーフサイズ)」(380円)を注文してみました。ハーフなのでとても薄いですが、味は普通。普通のアイスも付いていて値段相応かなと思いました。ただ、アップルパイよりもアイスクリームの方が大きい盛りというのも個人的にはいただけないなあと。アイスも飾りもなくていいのでシンプルにこの倍のアップルパイが供される方が私は嬉しいな。
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ランチセットにつくコーヒーは業務用コーヒーメーカーでドリップして保温してあるのが客席全体から見える場所に置いてあるのですが、案の定、少し煮詰まりかけたような、良く言えば昔懐かしい味。昔の喫茶店ってこんなコーヒー多かったよなと。苦笑したのはコーヒーフレッシュ。わざわざミルクピッチャーに入れて供されるので牛乳かな?と思って舐めてみたら(ブラックで飲むので)油+乳化剤タイプのコーヒーフレッシュでした。シュガーは紙包装のスティックシュガー。
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お会計は2人合計4,020円。この内容にこの値段を払ったのがすごく惜しくて、もう滅多なことで外食するのはやめようと思いました。

帰宅後こちらのお店の経歴をネットで検索してみたら、( http://itot2.jp/asaka-niiza/217 )に「インドネシア、ミャンマーで大使館の料理長を歴任後、フランスのユネスコ代表料理長を務めるなど、海外での料理長経験が豊富なオーナーシェフが手がけるレストラン。」とありました。立派な経歴、すごいですね。店名やレシートにも名前入りだし。きっと海外旅行もあまり経験のない私の貧乏舌だから合わなかったのでしょう。なので、どうぞみなさん参考になさらないでください。ランチだけでこんなことを言って本当に申し訳ありません。

■夕食

朝霞台メゾン・ド・プルミエの惣菜(ハンバーグ、鶏肉クリーム)
ジョナサンのパン

・・・フレンチっぽい店名の店の全然口に合わないランチを食べてあまりにもショックだったので、本物のフレンチ惣菜を買って帰って家で夕食で堪能することにしました。

今回購入したのは

(↓翌夕食べました)
「群馬県宮田牧場産 坂東もち豚フィレ肉のカルボナード」(780円)
→フィレ肉をたっぷりの玉ねぎと共にビールで煮込んだベルギー・フランドル地方の伝統料理だそう。
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(↓翌夕食べました)
「大粒ホタテ貝のワイン煮込み」(750円)
→北海道で採れた大粒の帆立貝をワインと野菜で煮込み、クリームを加えて風味豊かに仕上げたものだそう。
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「ハンブルグステーキ」(580円)
→近江牛と国産豚のひき肉を丹念に練り、直火で焼きあげ、特製のフォン・ド・ボーソースが添えられたものだそう。
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「骨付鶏もも肉のシャスールきのこのソース」(630円)
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『メゾン・ド・プルミエ』さんはスープやソースも全部手作り。どれを食べても一口食べるごとに「美味しい!」って口から思わず漏れてしまいます。

↓これは別の店で買ったパン
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この日はシェフもお店にいらっしゃって、笑顔がとっても優しそうな方。やっぱり笑顔がいい人が作る料理は美味しいなあ。このお惣菜店を始められる前、レストランを開業していた経験が長いので、お肉やお魚も信頼できる仕入先からいいものが仕入れられるんだそうです。

そして、今回はパンが食べたくてパンに合わせましたが、こちらのソースはご飯にも合うとか。素材がいいからパンでもご飯でもどちらでもOK。半分はパンと合わせて、もう半分は翌日フィットチーネと合わせていただきました。食べて幸せになれる味。ごちそうさまでした。
by natchan72 | 2010-02-04 21:13 | 2009年の食卓