■朝食 ブロックベーコンと茄子のトマトソーススパゲティ(夫製)
・・・ブロックベーコンを使って茄子のトマトソーススパゲティを作ってもらいました。
食べたいと思うものが食べられて幸せ~。
■昼食
レトルトカレー
サラダ
■夕食 <外食>Bye Bye Blue 南浦和
・・・まずはR923Eさんのレビューを見て経営者のお二人に興味を持ちました。
その後、やまかんむりさんが「訪問してみたら定休日で、別の店にイタリアンを食べに一緒に
行くことになった」という話を読んでさらに興味を持った店。
ただ、我が家から南浦和というのはちょと不便で、いつか行きたいと思うにとどまっていました。
この日はイオンモール川口キャラで買い物したあと、
どこかで夕食を食べて帰ることにはなったのですが、
イオンモール内の飲食店はどこも並んでいる上に取り立てて入ってみたい店もなかったので
どうしようかと思案。
夫が「ピザを食べたいかも」と言ったのでふと思い出したのがBye Bye Blue。
電話してから訪問。駐車場は最寄のNaviParkを利用しました。
ところがピザがメニューにない。お恥ずかしい話、イアリア料理屋にはピザがあると思ったのは
日本的な感覚だそうで、ピザはピッツェリアで出すものだとか。
石釜がないし、ピザ職人に敬意を持っているのでこちらではピザは出していないと
説明していただきました。なるほど~。
気持ちを切り替えてこちらのお店オススメの「Bye Bye Blue コース(3,800円・税サ込)」を
いただくことにしました。選んだのは以下のようなものでした。
飲み物は辛口のジンジャーエールで。
前菜(1)Antipasto:バーニャカウダ(伊風スティック野菜)
・・・バーニャカウダはお馴染みの料理ですが、野菜もディップも一工夫あり、
コースの最初から楽しい♪
ひとつは珍しい野菜「グレパラリーフ」というもの。
見た目はサボテンの葉みたい。食べるのを躊躇ってしまいそう。
勇気を出して齧ってみたところ、皮はぶどうのデラウエアみたいな食感で、
中身は甘みのない梨もしくは大根みたいな感じ。見るのも聞くのも食べるのも初めてでした~。
「うるい」もありましたが、これは高田馬場の『CAVE BAR』で食べたバーニャカウダにも出ていたので
今回は「うんうん、最近流行りなのかな。」という感じでいただきました。
私が買ったことのある「うるい」は火を通してくださいって言われた話をすると、
同じ「うるい」でも生で食べられるのと火を通した方がいいものがあるようで、
生食可能なものはパッケージにそのように書いてあるのだとか。
ディップ(バーニャカウダソース)は、アンチョビーフィレとニンニクを牛乳で煮たものだそう。
個人的にはニンニク風味は大好きなのでどちらでもいいですが、最初に食べるものでもあり、
ニンニクを牛乳で煮て臭いを消してあるのも「あり」だなと思いました。
パンは自家製だそう。2種類あって1つは「ライ麦パン」。これはオリーブオイルがかけてありました。
もう1つは「フォカッチャ」。これはギリシャ製のレモンと、塩とタイムを使用して作ったものだとか。
塩の産地など、このようにお店の人とコミュニケーションあってこそ知ることになるものであり、
このことによってシェフの思いいれも伝わり、味が何割か増しで美味しく感じられるので
サービスする人がどれだけ大事かよくわかりますね。
サービス料を取るフレンチレストランでもなかなかここまで説明してくれないですよ~。
前菜(2)Antipasto(3種から1品選択)は
1つは「ホワイトアスパラガスのカルボナーラ仕立て」(ゴルゴンゾーラ入り)を選択。
立派なホワイトアスパラガスは表面カラっといい食感。
そしてソースがカルボナーラ仕立てというのが面白い。
ソースをすくう用のスプーンを貸していただき、余すことなく全部いただきました。
もう1つは「カラスミのカッペリーニ マグロのタルタル」を選択。
カラスミがアクセントになっていて美味しいソース♪
イタリアンって私が経験不足でもっとオリーブオイルオイルしている印象があったけど
こういう本格的なお店の料理は美味しいな。
魚料理 Pesce(2種から1品)は
1つは「市場より 鮮魚(真鯛)ソテー カブとカリフラワーのズッパ」を。
ズッパって初めて聞く言葉だったのですが、スープ仕立てみたいな感じでしょうか。
カブの風味がいいあっさりしたものでした。
もう1つは「エイヒレのカポナータ」。これは骨ごと食べられるとの説明を受けます。
骨はある程度太さがるものなのですが、コリコリと軟骨を食べているみたい。
不思議なお料理でした。通り一遍でない個性的なお料理が楽しいです。
肉料理 Carne(3種から1品選択)は
1つは「イベリコ豚のソテー ドライトマトのペーストで」。イベリコ豚はベジョータだそう。
ドライトマトのペーストが効いていて美味しかったです。
もう1つは「仔羊ショートロインのミラネーゼスタイル」を。
「ミラネーゼ」っていうのはミラノ風という意味かしら?
ショートロイン(ロース芯)は仔羊一頭からたったの500gしかとれない超希少部位なんだそうですね。
赤身肉で嬉しいです。
どちらも添えられている温野菜がたっぷりあり、味も良かったです。
こちらのお店、開店当初はこれほど野菜をたっぷり使っていなかったそうですが、
「野菜が美味しいですね」と言うお客さんが多くて、ちょっとずつ野菜の量を増やしていったら
こんな感じになったとか。埼玉は野菜好きな人が多いようですね~。
パスタ Pasta(3種から1品選択)は
1つは「野菜畑のスパゲッテイ パルミジャーノ・生ハムを添えて」を選択。
パルミジャーノはテーブルで削ってくれます。生ハムもとてもいい味でした。
それより野菜の量の多さにビックリ。
まずはブロッコリーとカリフラワーを掛け合わせた新野菜の「ロマネスコ」が目につきます。
巻貝のような形というか、ドリルのような形が個性的ですよね~。
今までなんだか抵抗があって買ったことがなかったのですが、
本当にブロッコリーとカリフラワーの中間の味で普通に美味しかったです。
その他もブロッコリーやパプリカなど色んな野菜が入っていて
「野菜のメリーゴーランドみたい~」なんてベタな表現?(笑)
もう1つは「スパゲッティ メディチ家風」を。「メディチ家風」というのは、
ポルチーニと肉が入ったものが基本だそうです。こちらはパスタを少々増量してもらいました。
こちらのお店、コース料理のパスタの量を相談して決められるのが嬉しいです。
野菜畑のスパゲッテイは具が多いので増量しないほうがいいそうですが、
メディチ家風は増量する方がオススメとか、その時のお腹の満腹具合も考えて
コース途中に聞いてくださるのが素晴らしいサービスだと思いました。
軽いデザート Pre Dolce(本日のグラニテ)は「バジルとグレープフルーツ」。
この組み合わせ、なかなか個性的でいいですね。さっぱりしました。
デザート Dolce Misto(本日のデザート盛り合わせ)は豪華です。
「マルサラ酒入りキャラメルジェラート」は大人な味で甘いものが苦手な人もファンになりそうな味。
「4種ミックスベリーのアイス」はベリーの果肉が入っていて楽しい。
「ガトーショコラ」は安定感のある味。
「パルミジャーノレッジャーノのケーキカタラーナ(オレンジ風味)」これが私は一番好きでした。
すごくあっさりしていて、かつパルミジャーノレッジャーノのコクがある感じ。
お皿に敷かれているのは「アメリカミネソタ州産のメープルシロップ」これまたあっさりしていて
一滴残さずいただきましたよ~。アメリカ産のメープルシロップは初めていただきました。
入手が難しいものみたいですね。
楽しく笑い合える場でありたいと公式HPに書いてある通り、
ほんと、よくしゃべってよく笑った時間でした。まさにイタリアーンなお店。
パーティーやオフ会などをしても楽しいだろうな~と思いました♪
しかもこれが1人3,800円ポッキリの料金だなんて信じられません。申し訳なくて・・・。
あ、最初にウィルキンソンの辛いジンジャーエールを1杯ずつ頼んでいて良かった。
これでやっと1人4,200円ぐらい。
都内だったら2倍ぐらい払っても文句ないと思えるぐらいの内容でした。
なんか大げさなぐらい書いちゃってすみません。サクラじゃないんですけど。
カメリエーレのくがわさんがあまりにも素晴らしかったのでつい。
でもドレスコードのあるような店のかしこまったサービスとは違って、
カジュアルな雰囲気のサービスですから、お気軽な感じでどうぞ~。また伺います♪
公式ブログ( http://ameblo.jp/byebyeblueitalian/ )も楽しませていただきますね~。